パワコンは太陽光パネルで作られた直流電力を交流電力に変換する装置です。また太陽光パネルが最大限に電気を作ることができるように調整をしたり、電力会社から送られてくる電力に不備があるときには出力を遮断して電気製品や系統を保護する役目を行っています。価格は性能や様式によって異なりますが、太陽光パネルの出力によっても差異があります。パワコンの価格を左右するものにはまず最大出力があります。
太陽光パネルを設置する際は、このパワコン自体の最大出力に合ったものを選択します。なぜならいくら太陽光パネルの出力が大きくても、パワコンの最大出力以上に電気を作れないからです。価格は出力によって25万~50万の間で出力で異なっています。性能によっても異なります。
変換効率の良いものは若干高い価格になっています。方式によっても異なります。通常のものは、パネルごとに作られた電気を中間機器に集めて送っています。しかしこれ以外にマルチストリング式のものがあります。
これはパネルで作られた電気を中間機器を通さずに直接パワコンに送る方式のものです。中間機器を必要としないので、電力のロスがなく効率よく電気を作ることが出来るので価格が割高になっています。この他にも屋内に設置するか屋外に設置するかでも変わってきます。屋外のものは専用の設置箱が必要なため5万~10万程度費用がかかります。
このように設置条件や性能、方式で値段は変わってきます。取り付けの際はメーカーと相談、検討の上、設置することが大切です。