マンションなどにはバルコニーがありますが、バルコニーは基本的にリフォームをすることができないようになっています。分譲マンションの場合、コンクリート躯体の中でしかリフォームをすることができませんが、バルコニーはコンクリート躯体の外側になります。ただしバルコニータイルを引くことは決してリフォームには該当しないため、リフォームができない代わりにバルコニータイルを引いている家庭が多くなっているのが特徴です。バルコニータイルを引くことで、無機質なコンクリートの表面が一気に華やかになります。
ビジュアル的には大きく変化をさせることができるため、マンションに住んでいる人は必須のアイテムと言えるでしょう。1枚当たりおよそ1500円ぐらいになりますので、平均的なマンションのバルコニーの大きさであれば10万円もお金をかければ立派なバルコニーに変身します。バルコニータイルは、室内の高さとバルコニーの高さをそろえることができる点でもメリットがあります。通常のマンションの室内とバルコニーは段差が2センチから3センチほどあります。
サッシの部分で隔てられており、段差ができてしまいますが、バルコニーにタイルを引くことでこの段差をなくし、部屋の高さとバルコニーをフラットにすることが可能です。フラットになったことにより、出入りしやすくなるでしょう。また、バルコニータイルを利用することで、バルコニーが部屋の延長のような感じになります。バルコニーの部分だけ部屋が広くなったように感じることができるのもメリットの一つです。